2020年2月5日水曜日

雍正帝の血滴子

清朝四代皇帝雍正帝の治世は、中国史上でも長きに亘り君臨した偉大な皇帝、三代康熙帝と五代乾隆帝の間にあり目立たない時代であるが、カンフー映画ではそれなりに存在感を示している。「雍正大破十八銅人」(邦題「少林寺への道2」) が先駆けとなり、「火燒少林寺」(邦題「少林寺炎上」)に続く。そして権力基盤の弱い雍正帝が政敵を葬るために結成した暗殺集団「血滴子」。その名は暗殺に用いる秘密兵器「空飛ぶギロチン」の名にも転じ、カルト的な人気を誇る「獨臂拳王大破血滴子」(邦題「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」)が生まれる。それにつけても昔の香港カンフー映画のポスターは何とも魅力的だ。



     



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