2020年2月16日日曜日

Bedtime Story

マドンナの生涯において最も重要な意味を持つアルバムは、1994年リリースの「ベッドタイム・ストーリー」だったのではないかと思う。前作「エロティカ」の奇抜なエロ+ハウス路線から一転、落ち着いたソウル寄りに曲調を変えたために、新しいファンを獲得でき、彼女の永き歌手生命が保証されることになった。マドンナは表題曲の「ベッドタイム・ストーリー」 の提供をビョークに依頼し、ビョークの1stアルバム「デビュー」を全面的にプロデュースしたネリー・フーパーがこの曲にも絡んだ。この頃はブリストルを核としたトリップ・ホップがピークを迎えた時期にもあたり、ネリー・フーパーはその中心にいた人物で、目立たないが、彼がマドンナの音楽に果たした役割は大きかったと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿