2020年2月4日火曜日

雍和宮の時輪金剛

清の乾隆九年(1744年)に、乾隆帝が父・雍正帝の旧居、鑲白旗旗王時代に雍親王府であった雍和宮内に建てた時輪殿は喇嘛僧が天文学や暦法を学ぶ場所であったが、そこに時輪金剛仏が置かれている。仏像は派手なベールで全身が覆われており、男神の顔だけが覗いている。ベールの下では男神が伴侶と立位で性交しており、男性原理の慈悲の方便と、女性原理の空性の般若(智慧)との象徴的合体を体現しているといわれる。しかしながら中国共産党は「掃黄打非」所謂「ポルノと違法な出版物の根絶」運動の一環として、この像をポルノ指定しているようである。



http://www.china.com.cn/v/zhuanti/yonghegong/node_7249368.htm

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