2020年3月30日月曜日

李氏朝鮮がイスラム教風俗の起源?

李氏朝鮮の貴族階級である両班の妻は、儒教の教えにより外部の男性に顔を見せることを禁じられていたため、外出時には男性の視線から身を守るため「チャンゴ」と呼ばれる外衣を着用していた。これは20世紀初頭においても見られた風俗で、観光土産用の絵葉書にも取り上げられている。イスラム教徒の女性が同様の目的のために着用している「チャドル」(髪と全身を覆うが顔は露出している) や「ニカブ」とも酷似しているのが興味深い。

「チャンゴ」は両班階級に限られた風俗で、庶民階級において普及したものではない。面白いのは、庶民階級では同時期に、男児を産んだ証として屋外で乳房を露出誇示する、現在の価値観では破廉恥極まりなく感じられる風俗が存在していたことで、韓国人はこれを恥辱と感じるのか、このような風俗が存在した事実を頑なに否定する。

周知のように、近年、韓国人は日本に対して桜や剣道の起源が朝鮮半島にあることを主張しており、さらに大胆にも儒教やキリスト教の起源が韓国にあるとまで主張している。まるで地政学的に辺境に位置する韓国が世界史の中心にあるかのように。今後はイスラム教の風俗が朝鮮半島由来であると主張するかもしれない。






2020年3月29日日曜日

How Do You Like Your Eggs?

イスラム教徒の女性が全身のみならず頭部から顔までを隠す「ニカブ」(下図のように目の部分が開いている)もしくは「ブルカ」(目の部分も網状になっていて隠されている)と呼ばれる布は、女性の美しい部分を見知らぬ男性たちの不躾な欲望から守るためのものらしい。

Banksy 'How Do You Like Your Eggs?'

2020年3月27日金曜日

春色初音之六女

逆立ちした少女の股間が本来顔のある部分に位置して、布で覆われているとはいえ、隠されるべき秘められた部分は見ず知らずの男性たちの好奇の眼に晒されている。

顔と性器の位置が逆転して描かれたというと、歌川国貞の「春色初音之六女」の例の春画であるが、こちらは性器を隠す布のない分、開けっぴろげ過ぎてグロテスクな怪物を見る気分だ。

  

2020年3月26日木曜日

羞しい曲芸

膝丈のスカート姿の少女がやわら逆立ちして「大胯開き」をすると、その股間に作り物の「顔」が取り付けられていて驚く。そうして観るも羞しい姿勢のまま、脚を腕に、腕を脚に替えて身体をくねらせて踊られると、艶かしさが消え、手の長い畸形体型の踊りのようにも見えてくる。

綾瀬はるかの腹踊りなんかより数倍破廉恥極まりない筈の、この曲芸は、上海を初めて訪れた際に観た雑技団の演目にもあったと記憶している。今では諸事情により観るのは難しいのだろう。







2020年3月23日月曜日

偉大なアメリカのヌード

グッチのバラクラバ・ジャンパーの写真を見た際に頭を過ったのは、トム・ウェッセルマンの「グレート・アメリカン・ヌード」と呼ばれる一連の作品群であった。ウェッセルマンは、アンリ・マティスのように裸体を肌色でベタ塗りして、目や鼻は描かずに、髪と陰毛、乳首と口唇と陰唇を、それぞれ別の色で塗り分けている。正直に言うと、グッチのセーターは、これら著名なポップアートのある意味古典的なポーズをとる裸体の「口唇」と、陰毛から覗く「陰唇」のコンビネーションを想起させたのだった。本来ならば赤い口紅を塗った唇のある場所には、まわりに毛の生えた性器があって、その唇の間からはまた別の唇が覗いている。目眩く妄想。

  


2020年3月19日木曜日

プラダマリアの口唇

グッチのバラクラバ・ジャンパーが批判を浴びたのは、果たして黒人の「口唇」の特徴を模して誇張したためだけなのか? ちょうどその一年前、プラダがクリスマス用のギフトコレクション「プラダマリア(Pradamalia)」で「オット」なる奇妙なキャラクターの顔を黒く赤い唇を顔一杯に大きく分厚くしたことで世に炎上を引き起こしたのとは少し事情が異なり、もっと複雑で、見る者の深層心理にまで関わる何かがあったのではないだろうか。


 「口唇」のアイコン

サルバドール・ダリが作品「メイ・ウエストの部屋」のために製作したリップ・ソファ

  
メイ・ウエストのソファに倣って作られたマリリン・モンローのリップ・ソファ

2020年3月17日火曜日

バラクラバ・ジャンパー

首元を伸ばして口元まで引き上げたタートルネックセーターを着た周迅の写真を前に載せたが、これとよく似たスタイルで着こなせるグッチの「バラクラバ・ジャンパー」が、黒人に対して差別的だと批判を浴びて、グッチは謝罪して販売中止を余儀なくされたのは記憶に新しい。「バラクラバ・ジャンパー」は引き上げたタートルネックの口部分に穴の開いた大きな赤い唇のモチーフが編み込まれていて、穴からは口が見えるようになっている。赤く分厚い「口唇」が黒人の身体的特徴を揶揄しているように見えるのが批判理由とのことであった。

 

2020年3月15日日曜日

毛沢東の亡霊

WHOが新型コロナウイルスによるパンデミックをようやく宣言したというのに、視察に武漢を訪れた習近平は、既に中国がウイルスを制圧し感染を収束させたことを印象づけようとしている。武漢の党委員会トップの王忠林は、習近平に媚びて「感恩総書記、感恩共産党、听党話、跟党走,形成强大正能量」などと、中国人民に習近平や共産党への感謝を強いている(不評を買っているが)。まるで文革期のスローガンみたいで、半世紀を経て毛沢東の亡霊が現れたように思われる。


毛沢東を題材にしたポップアートといえばアンディ・ウォホールに尽きるが、ロイ・リキテンスタインも作品を残している。共産党が国民党軍と戦いながら行軍して、瑞金から延安までを徒歩で踏破した「長征」を描いた Frederic Tuten「The Adventures of Mao on the Long March」の表紙に用いられている。この絵の毛沢東は独裁者には見えず、どこか憎めない。

2020年3月11日水曜日

社会主義リアリズム?

中国絵画において最も多く描かれたモデルは毛沢東に違いない。そして毛の肖像が最も多く印刷されてきたのが中国人民元紙幣である。英国のエリザベス女王の肖像も英連邦の国々の紙幣に使われたため物量は多いが、中国は何より人口が多く、毛の肖像は全ての人民元紙幣に使われているため、毛沢東が世界で最も多く印刷された人物になるだろう。

現在流通している第五版の人民元紙幣のうち、5元、10元、50元、100元札の毛沢東を描いたのが黄土画派の創始者の劉文西で、昨年新紙幣が発行される前に亡くなっている。毛沢東は、延安文芸講話において、芸術家は、労働者、農民、兵士のために創作をすべきで、芸術様式は革命的政治的内容と統一されるべきであると話した。あくまで革命や政治が優先され、芸術はそれらの「しもべ」で独立したものではなく、政治利用の対象だった。西洋芸術から影響を受けた芸術家たちは「プチ・ブルジョワ」とも批判された。社会主義リアリズム絵画においては、写実主義というよりむしろ素人にわかりやすいことが優先されたため、劉文西は毛沢東を神のごとく描き、彼は西安美術協会の会長や中国芸術家協会の副会長という地位を得ている。

2020年3月10日火曜日

毛主席が世界を巡る

春節前後、中国人ツーリストは恐らく世界中にコロナウイルスをばら撒いたに違いない。彼らが帰国した後、人気の旅行先だった観光地では、どこも感染者が増えて災難に見舞われている。香港、澳門、シンガポール、日本、イタリア、イラン... さらにフランスやドイツまでも。

イタリアとイランの両国は、チャイナ・マネー狙いで中国の「一帯一路」政策に協力的だったのが裏目に出たのだろう。中国にとっても両国は地政学的に重要な位置づけで、民間レベルの交流も増えていたため、当然、訪問観光客も多かったろう。イタリアでは、感染拡大のせいでベネチアのカーニバルまで打ち切りになってしまった。

ここに来てのイタリアでの爆発的な感染拡大は、アイスランドのリキテンスタインと呼ばれる Erró の描いた「Mao's Last Visit to Venice」のシリーズを連想させる。Erró は健在で、昨年から今年の頭にかけて、レイキャビックの美術館では「Erró: Mao’s World Tour」の名の個展が開催された。毛沢東は実際には生涯に二度、シベリア鉄道に乗ってソビエト連邦の首都モスクワを訪れただけだったが、作品ではモスクワの他に、ベネチアを初め、ニューヨーク、パリなどをプロレタリアートを引き連れて訪れ、各所で共産革命を指導している。

文化大革命から半世紀を経た2020年、今や中産階級となった中国人民が海外旅行をすることで、革命精神ならぬ武漢ウイルスを広めて資本主義経済に打撃を与えることになろうとは、今も毛主席紀年堂に保存されている毛沢東ですら予想はできなかっただろう。

The bell tower 鐘楼                                                     The workers 工人  

    
La Giudecca 圭迪卡島

2020年3月8日日曜日

中国の落日

Gerhard Richter 'Mao'

2018年、半世紀以上増え続けてきた中国の就業人口が前年比マイナスに転じた。前に就業人口が減ったのは1961年・62年で、毛沢東の「大躍進」政策の失敗により引き起こされた飢餓によるものだから、尋常ではない。これには生産年齢人口(15~59歳)の減少が影響している。日本なら退職年齢、つまり年金受給開始年齢の引き上げを検討するだろうが、習近平は人民の反発を恐れて実施することができない。このまま行くと、生産年齢人口は2020年代に毎年800万人程度減少、2030年を過ぎると現在より1億人減少、2045年には現在より2億人も減ってしまう。
それより気になるのは中国の総人口の動向であるが、中国政府系の中国社会科学院の予測では、2027年にピークを迎え、以降はマイナスに転じると報じられている。このような予想は全く当てにならず、実は2018年時点で既にマイナスに転じたとも言われている。それが事実なら、かつての一人っ子政策のつけで子を産む女性人口が歪に少ないため、今後は少子高齢化が急速に進み、年金財政は悪化するだろう。
習近平は「中国製造2025」を発表して、2025年までに「世界の製造強国の仲間入り」を果たし、2030年代の早期にGDPで米国に追いつく腹積もりであったため、2025年以前に総人口がピークを迎えることは非常に都合が悪い。今も米国は総人口が増え続け、アジアには若くて勢いのあるインドが急成長している。習近平にとって、中国が富む前に国力を喪ってしまうシナリオは許容できないものである。
運が悪いことに武漢ウイルスによる急性肺炎の感染が中国全土に拡大したため、中国経済は建国以来経験したことのない停滞を余儀なくされている。国内消費は既に冷え、サプライチェーンは寸断され、信用保証の乏しい中国企業は存続の危機に晒され、「中国製造2025」の目標達成がより困難になりつつある。

劉慈欣・著「三体」を読了した。

第三部「人類の落日」のパートは、この時期、いろいろと刺激的だった。著者が中国人ゆえに、三体人=米国、人類=中国という図式が思い浮かんだ。中国が党政府主導で高い経済成長率を維持できれば、2030年代にGDPで米国を追い抜いてしまう。そうなれば中国が国際秩序を脅やかす存在になるため、米国としては、中国が富む前に様々な手段で経済成長を遅らせ、高齢化社会に導くことで国力を削いでしまうのが望ましいと考えるだろう。トランプ大統領は三体世界の元首のような存在である。

2020年に予定されている続篇「黒暗森林」の刊行が待ち遠しい

2020年3月7日土曜日

毛沢東の詩詞

ダイ・シージエは文革期の下放政策、再教育政策によって苦汁を舐める経験を長篇第一作「バルザックと小さな中国のお針子」に描くが、そもそもこの過酷な政策を推進したのは「赤色中国の偉大なる革命の舵取り」「東方紅」毛沢東(マオ・ツォートン)主席その人だったわけで、マオは作家にとって言わば人生を狂わせた張本人だったはずである。
しかし彼は真っ向からマオに立ち向かおうとはせず、立ち位置を少しずらして風刺と嘲笑でもって未だ中国最大のタブー、マオに接している。例えば明王朝の皇帝、正徳帝を取り上げた長篇「孔子の空中曲芸」では、小説中に動物キャラクターによる劇が挿入されているが、動物たちは交尾を行いつつ、マオの発した言葉を発する。ダイ・シージエ曰く「エロティックなコメディを書くことは簡単なことではないが、自由でないと書けない。書いていてこれほど嬉しかったことはない」「本当は「毛主席の性生活」という本を書いてみたかったが、母の住む中国に帰れなくなるので諦めた」とのこと。

ダイ・シージエはまた、毛沢東の遺した詩作を読んで、かつてエロスを感じたことを語っていた。それらの詩は中国の教科書にも載せられているポピュラーなものらしい。以下のようなものか。

為女民兵題照(1961/2)

颯爽英姿五尺槍。   颯爽たる英姿 五尺の槍
曙光初照演兵場。   曙光 初て照す演兵場
中華児女多奇志。   中華 児女 奇志多し
不愛紅装愛武装。   紅装を愛せず 武装を愛す

五尺槍:30式歩槍
照:写真 


為李進同志題所撮盧山仙人洞照 (1961/9/9)

暮色蒼茫看勁松。   暮色 蒼茫 勁松を看る
乱雲飛渡仍従容。   乱雲 飛び渡り仍ほ従容
天生一個仙人洞。   天生 一個 仙人の洞
無限風光在険峰。   無限の風光 険峰に在り

李進同志:江青のこと

若い頃の江青。つけまつげが凄い

本稿は転載であるが、これらの詩のどの辺にエロスを感じたのかは忘れてしまった。

2020年3月5日木曜日

周迅

ダイ・シージエ監督の映画「小さな中国のお針子」で「小裁縫」(つまりは小さなお針子)なるヒロインを演じたのが当時20代の周迅。今や押しも押されぬ大女優であるが、顔立ちが幼く見えるせいか、あれから20年近く経っているのに年齢を感じさせない。

周迅の写真。当初、包茎手術のCMみたいに思えたが、妙にエロティック


最近の周迅の姿を見つけて、昨年、森絵都・原作のドラマ「みかづき」で主演をしていた永作博美のことが頭に浮かんだ。そして今度は、周迅が「小裁縫」を演じた年齢、20代後半の永作博美を観たくなった。
下の写真は、新潮社「月刊 」シリーズの記念すべき第一号「月刊 永作博美 の表紙である。1998年11月だから彼女は20代後半で、周迅と同様に顔半分を隠している。

女性タレントをフィーチャーした「月刊」シリーズの刊行は、以降12年の長きに亘り続き、その後は形式を変えて今に至っている。

2020年3月4日水曜日

立体的東方紅

ダイ・シージエ(戴思杰)が文革期に描いた自伝的小説「バルザックと小さな中国のお針子(巴爾扎克与小裁縫)」を映画化した作品に登場した、ポスターではない立体的な「東方紅」=毛沢東。


2010年の晩秋にダイ・シージエが来日した際、飯田橋の東京日仏学院(今のアンスティチュ・フランセ東京)で夜にトークショーがあり、ひとりで参加した。その年の忘年会が偶然にも日仏学院のラ・ブラスリー & ル・カフェで行われたため、一ヶ月の間に再訪することになった。これもいい思い出。

2020年3月3日火曜日

東方紅

劉慈欣「三体」で、葉文潔と彼女の夫となる楊衛寧が、太陽を増幅アンテナとして用いて太陽系外に電波を送信する実験を政治委員の雷志成に提案する場面がある。雷はこれに対して首を振り「技術的にもオペレーション的にも造作ないことはわかっている。しかし、楊チーフ、きみはどうも......この手のことには鈍感みたいだな。赤い太陽に向かって超強力な電波を送信するんだぞ。こういう実験が政治的にどう解釈されるか、考えてみたことは?」と返答する。

「赤い太陽」とは毛沢東を象徴し、文革期には「東方紅」という歌(以下の歌詞)が準国歌として歌われ、ミュージカルとしても演じられていた。太陽=毛沢東に向けて強力な電波を当てる行為はまさに不敬罪に相当するということだ。

東方紅、太陽昇、
中国出了個毛沢東。
他為人民謀幸福、
呼児咳呀
他是人民的大救星。



韓国は旭日旗を戦犯旗と称して世界中にある類似した放射光の図像に難癖をつけているが、毛沢東=東方紅の図像についても対象外にせず、習近平に抗議をするべきではなかろうか。

2020年3月2日月曜日

異端審問

文化大革命の時代に「造反有理」を叫ぶ紅衛兵たちが知識人に被せた三角帽子は、中世スペインのカトリック教会による「異端審問」で異端者に冠せられた「コロザ」と呼ばれる帽子に由来するとも言われる。スペインの画家、ゴヤやベラスケスが異端審問を題材にした絵画を残しており、これを見ると、カトリック教会の行った迫害は、紅衛兵が知識人をいたぶったサディスティックな仕打ちと大差がないように見える。いや、半世紀前の中国で、中世の異端者狩りに類似することが公然と行われていたことの方が驚きである。

なお、中国共産党は一切の宗教を否定しており、中国は建前上では無宗教国家である。そのため彼らが「異端審問」という宗教儀式、それもカトリック教会にとって過去の恥ずべき蛮行を模して20世紀に再現したとはとても思えないのである。三角帽子の由来については引き続き調査を要する。

Francisco Goya ’The Inquisition Tribunal’

Francisco Goya ’A Procession of Flagellants’

Eugenio Lucas Velazquez 'Condemned by the Inquisition'

2020年3月1日日曜日

被載高帽

2015年にヒューゴー賞を受賞した劉慈欣のSF長篇小説「三体」は、文化大革命の時代から書き起こされている。この小説の主人公の一人である天体物理学者、葉文潔の妹、葉文雪が紅衛兵として武力闘争で命を落とすシーン。続いて文潔の父である理論物理学者、葉哲泰が紅衛兵の迫害を受けて命を落とすシーン。あろうことか、文潔の母の紹琳は夫哲泰を糾弾する側に回り、生き延びる。半世紀前の中国が紛れもなく味わった重苦しく絶望的な経験、その記憶が葉文潔の世界観を変えたことで、途方もないスケールの物語が始まる。

紅衛兵は毛沢東の権威を後ろ盾にして何百万人の知識人を「反革命分子」と呼んで吊し上げたが、この際に首にプラカードをかけ、頭には背の高い三角帽子を被せて、辱めている。



この三角帽子は中国ではあまり他に類のない様式で、その由来についてよくわからなかった。道教というよりむしろ民間信仰の対象で地獄の獄卒、謝将軍(七爺、白無常鬼)の被る「一見大吉」と書かれた帽子と少し似ているくらいである。しかしながら紅衛兵は道教の寺廟を悉く破壊した輩で、道教の神に倣った帽子を被せたとはとても思えない。

謝将軍
謝将軍は、范将軍(八爺、黒無常鬼)と一対になっている。